焼き場というのは、お客様全員が注目する場所です。

地味に静かに焼いていては、なんの意味もない。

焼き場の人の動きで料理がおいしくもなり、まずくもなる。

僕は、若い頃俳優とか芸人になりたかった。

目立つのが非常に好きでした。

だから、焼き場でお客さんから見られていると

嬉しくて仕方がない。

焼き場の焼き物の注文が増えると、体が自然とリズムを

取り出します。

そうすると、お客さんからは「大将楽しそうやな」なんて

声をかけられるんですよ。

僕は、オーダーが多く入ると塩の振り方にもリズムがでてきますし

けっこうオーバーアクションなので、自然と目立つんですね。

焼き場は、僕にとっては舞台なんです。

俳優の方、そしてスポーツ選手なども自分の土俵で舞台に立って頑張っています。

焼き師にも華がないといけませんね。

僕は、いつもお客さんを楽しませようと努力しています。

しぐさの、ひとつひとつは非常に大切

常に意識していないとあきません。

自分が焼くことで、お客さんが楽しく思えるような焼き師。

僕の焼く姿を見て、楽しめる。

そんな焼き師を目指しています。