鶏割烹まことやは、コロナ流行後に完全予約制のお店に変えました。
 
それまでは、大衆焼き鳥店で営業していました。
 
その時は、困ったことがたくさんありました。
■お客さんがどのくらい入るのかわからないので食材のロスが増えた
 
■忙しいと思ってたくさん仕入れたら暇でロスがでたり、暇だと思って少ない目に仕入れると忙
しくなり食材が早い時間で売り切れてしまう 
 
■アルバイトのシフトが難しい
 
■忙しい時に案内の時にお客さんを待たせてしまう
 
■ドリンク・料理の提供が遅れる
 
■アルバイトの募集のための広告費にお金がかかってしまう。
 
■お客さんに行き届いたサービスができない。
 
■アルバイトの人が大学生で試験が重なるときに人員がいなくなりお客さんに迷惑がかかる
 
■料理提供が遅れてしまいお客さんを怒らせてしまう。
 
数えればいくらでも出てきます。
 
しかし、今は完全予約制でコース料理のお店で営業しているので
◎お客さんを待たせることがない。
 
◎高単価のお店なので、高価で良い食材を仕入れることができます。
 
◎1組のお客さんに最高のお料理をご提供することができる。
 
◎お客さんのお料理の好き嫌いがわかる。
 
◎お料理の1品1品を丁寧に盛り付けできる。
 
◎席数が少ない目なので、1人でも営業ができる
 
◎お客さんの顔を覚えやすいし、お話もしやすくなる。
 
などなど、お客さんにいいことばかりです。お店にもプラスになることが多いです。
 
料理というのは、心・愛情です。
 
一人一人のお客さんに愛情を込めて作ることは感動を生みます。
 
これからも、このスタイルを貫いてお客さんに満足していただけるように
精進していきたいと思います。
 
■今後はどんなお店にしていきたいのか!
僕が、理想とするお店はといいますと、一人一人のお客さんに
愛情をもって接するということです。
 
よく予約が取れないお店というのをよく聞きます。
そんなお店に行くと、お客さんへの愛情は感じないですね。
 
ただ流れ作業のような感じがして仕方がないのです。
 
例えば「鶏の生を食べれない人は来ないで下さい」とか
「アレルギーの多い人はお断りしています」
などを注意書きしているお店もあります。
 
そして、1種類のコース料理しか用意していなくて、
時間もお店が決めた時間に入らないと予約が取れないというようなやり方は、お店中心の考え方です。僕はこのやり方は嫌いです。
 
たしかに利益を出さないとお店もやっていけません。
 
しかし、愛情をなくしてしまえば今後お店を継続なんてできないと
感じます。
 
だからこそ僕は、コース内容をたくさん作りお客さんに
楽しんでもらおうと考えて営業しています。
 
お客さんがシーンに合わせて「今回は焼鳥食べ放題にしよう」
とか「次回は誕生日だからスペシャルコース」
「今度は天草大王」なんて選んでもらえたら嬉しいです。
 
そして、常連さんなら、そのお客さんの好みに合わせたような
お料理を作ったりもします。
 
お客さんを2交代制にするということもしません。
 
とにかくお客さんが楽しめるお店作りを心掛けています。
 
他の飲食店ではやらないことをやっていきたいですね。